愛が答えだ

増やしていこうぜ推しと愛

僕が僕じゃないみたいだ @Mステ

このご時世だというのに残業してヘトヘトで帰宅。週末だし、お疲れさまビールのお供になにか軽く録画を一つ見ましょうかね、今日はストの新曲披露よね…とつけたMステ。

迂闊だった。リピートが止まらない。

 

ラジオ等で曲は聞いておりましたし、踊らないということだったので、本当に軽い気持ちで再生ボタンを押したのですよ。それなのにこんなの…聞いてないよ?!というか低く見積もってた私が愚か過ぎ。

 

きれいに花で飾られたスタンドマイク。Mステの小道具さんに拍手を。そうだ、スタンドマイクは侮れないんだった。

切なく歌い上げるとの謳い文句のとおり、6人6様の強烈な表現力。たまらない。なんなのこの子たち。

 

今までの3曲は、カラーは違えど、ヘビーでシャープな曲調で。でもそれを歌っているのは私たちのよく知るSixTONESだったのだけど。今回は、

ほっくんの突き放したような曲紹介の導入からもう

ストがストじゃないみたいだ。

 

そう感じました。演技のための主題歌、しかも嘘がテーマの映画の主題歌ということで、いままで積み上げたSixTONESらしさを裏切るような狙いもあったのかもしれない。花に飾られて。白い衣装で。

正直、ほっくんは、私順位ろくばんめだったのですけど、やっぱりほんと流石。ヤバい好き。

でもこれ嘘だから。騙されない…いや、もう騙されてもいいやってくらい6人のパフォーマンス最高。

歌割りからカメラ割から最高じゃないですか。とりあえず2021年再生回数No. 1の有力候補です。

はぁぁ、また再生ボタンを押したい衝動が止まない。

 

 

年末から1ヶ月の出来事を書こうと思っていたのだけど、やはり衝動の力は強い。

麒麟の胎動

あっという間に年末である。ここを書き始めたころ全てが停滞していたサイレントサマー。それが嘘のような怒涛の後半戦でした。新たな試みとしての配信ライブ、グッズの通販も始まったし危機に直面して現実が否応なく変えられていった。ネガティブな面もありました。。。山Pの退所でこれ以上のことは起きるまいと思っていたのに、まだあるか、マリの休業。そして最後に飛び込んできたのは龍我の活動自粛。バカ。最後のはもうとにかく猛省してもらうとして、マリウスが心配で心配で。

聡ちゃんがすごくしっかりして帰ってきてくれた。いろいろ考えてきっとすごく辛い思いをしたのだろうと思う。穏やかな語り口調とか、以前がキャラだったのでは?と疑うほど。

大人の決めたやり方が正解かどうかはわからないけど、それを全て受け止めこなして、結果、すべてプラスにしてる彼らののしなやかな強かさ。だからSZは強い。

 

前々回に書いた「脳内セクフェス」は、ポプステまでの楽曲で作成したので、いわばポニキャフェスですね。さらにポプステはこれからツアーあるからとあまり入れないようにして作りました。

ポニキャからのラストシングルとなった麒麟の子がとにかく好きで。自担の作品の主題歌ってのもありますけど、これから来るであろう劇的な変化の先触れのような楽曲だと思ったのです。そこからのアルバム、POP×STEP!が、まさに今準備を終えた、機が熟した、感。麒麟の胎動を感じました。

くしくもジャニーさんが亡くなった2019年7月。飼いならされていたわけでも自由でなかったわけでもないけど、ジャニーさんというあまりにも大きな手の中で大きな愛に包まれてまっすぐに育ててもらった彼ら。いまや強さをためて、硬い殻を破り、高い柵を飛び越さんばかりに。それにまず、この年にこんなタイトルの楽曲もらえるってすごいなぁと思っていました。2020年の大河ドラマのタイトルは「麒麟が来る」。もしかしたら紅白でドラマとコラボしていたかもしれない。セクゾが歌う後ろのスクリーンにドラマ予告映像が流れるのが脳裏に浮かぶ。結果としてこの年の紅白に出場することはかなわなかったのですが、それすらも現状からの打破のように思えて(ポジティブ)ゾワッとしたものです。

ポプステのリード曲で極東をイメージさせるのも、あえて特定の地域をイメージさせてからのほうが、その後の飛翔がより大きく見える。レペゼンニッポン、ジャニーズ育ち。日本を誇りに羽ばたけと。ポニキャはきっちりそこまで仕事をやり遂げてくれたのかと思い、書きながらその愛に涙する。その尽力に応えてくれると信じて飛び立たせてくれた。ポプステは本当にカタパルト並みの勢いがあったと思う。

で、新レーベルからの「RUN」とくれば、セクシー、いったいどれだけみんなに愛されているんだ、こんちきしょー。好き。

そんな一年を超えて、2021年はどんな彼らを見られるのでしょうか。楽しみです。

 

 

こんなこと書いてる間に、ストの横アリ延期とSIの発売中止のメールが続々届きました。つら。

今日のところは嵐の配信までに年末の諸々が終わることを祈って。2020年はひとまずこんなところで。

 

読んでくださりありがとうございます!

ベスアのシャッフルのウィークエンダー

ベストアーティストの話。ピンポイントでジャニーズシャッフルメドレーの特にセクゾウィークエンダーの話をしたい。

 

ケンティーのサイレント「Sweet Anwser」がたまらなかったですね。ふと思ったのですが、もしあれが自曲だったらおそらく彼は「Sexy Answer」とかアレンジしているのではないでしょうか。でも先輩の曲はリスペクトからそんなことしない。

唇に触れる=Kissなのかなと解釈すれば「Sweet Answer」は「Sweet Kiss」ってことになるじゃないですか。黙ることでのsexyアレンジ。まじセクシーじゃないですか?

 

それと勝利の「オンリールール」。小指を立てるジェスチャーに最初「え?女?」ってハテナ浮かび違和感を感じて、なんでだろうと考えたんです。一般的に「オンリー」で人差し指を立てるイメージがあると思うんですよ。そこを彼は小指立てて「ルール」を約束の指切りにしてきたんですね。まじかわいいじゃないですか?

 

今日のIslandFesで浮所くんがケンティーと同じように唇触ってきたのもとても良かったです。というか全部よかった!カウコンばりに楽しかったし、プチジャニワのようだったし、年越しちゃうかと思った。

With you

セクゾの配信とか新曲リリースとか、ストの新曲リリースとかいろいろ幸せに過ごしていたけど、じゃまず、山Pの退所のことを。

 

問題点から整理していこう。

まず、なにはなくとも1番目。「SI」どうなんの?もう売るだけの段階だよね?

一部報道によるところの、本来の予定通りに3月での退所ということで話が進んでいたなら、冬にアルバムをリリースして年明けにコンサートまで出来たかもしれない。

普通に戻ってくると信じていた頃は、自粛明けるのは年明けのタイミングかなと思っていました。去年のはしさくも年明けだったし、新年のめでたいムードにまぎれちゃえばいいよね、と。ツアーのお知らせ引っ提げて復帰宣言して申し込み当落したら、コンサートの開催は早くて2月3月にできる?ほぼほぼ出来上がっていたステージだもんね。3月にはカツンも15周年だし、亀をあんまり引っ張れないし、確かに3月ってのはひとつのリミットだったのかも。

でも、ここにきてまだコロナの収束は見えないし、活動自粛という現実。

新型コロナ影響だけだったら、そしてその感染が緩やかになってるという前提でギリギリでコンサート開催したとしても、終わった瞬間に「じゃ辞めるんで!」ってのはあんまりなスケジュールじゃない?自粛なかったとしてギリギリよ?

このスケジュールで無理となったら、3月まで山P飼い殺しじゃん。復帰するのも意味がないじゃない。復帰しないままの退所だったら、今でも3月でも変わらないよ!納得したよ!!というわけで「SI」はどうなるのよ?!

問題点2

事後報告。これは本当に意味がわからない。誰かの何かのためではあるんだろうけどそれがなにかはわからない。それが悔しい。説明がほしい。

問題点3

海外での活動をメインにという理由。ジャニーズ所属のままではだめなのでしょうか?という素朴な疑問。ジャニーズLA支所とか作っちゃえ。でも、冷静に考えてダメなのだろう。やはり日本とは何もかも違う世界だろうから、彼はそれを身をもって知ってきたわけだからこの結論に達したのでしょう。これは口をはさむ余地がないのよね…。

あとはふと思ったのですが、退所をもって「アイドル」を卒業したのではないでしょうか。「ジャニーズ イコール アイドル」の図式からの脱却。その図式を認識しているのは日本だけだとしても。もちろん彼がアイドルを否定しているとは全く思わないけど、いろんなものから解き放たれたような気がする。

 

ここでちょっと嵐の話を。

休止前のラストオリジナルアルバム「This is 嵐」。私も購入しました。話題のアーティストたちからの楽曲提供とか、さっすがハデだねぇと茶の間のスタンスで。中身はさすがの良曲ぞろい。

米津玄師氏作の「カイト」。昨年リリースされたときには「ハデだねぇ」の一環で。しかもまだ心がささくれていたものだから、ろくに聞きもせずにさほど感動もなく。そもそも飛び立っていくのはあなたたちなのに、そんな立ち位置でそんな歌詞をうたわれても・・・と思っていました。でも、いま聞いて、ふと耳に届いて、心に突き刺さったフレーズがありました。

 

君の夢よ/叶えと願う/溢れ出す/ラルラリラ

 

目の前に真っ青な空が広がって、飛んでいくカイトが見えた、あぁ山Pだ。凧の糸は目には見えないけれど、多分私たちとつながっている。

海外での活躍はジャニーさんの願いでもあるから、恐れ多くもジャニーさんの夢も叶えと願う。事務所所属かどうかなんて関係ない。そもそもジャニーさんこの世に所属してない。空から全部見ている。

嵐はやっぱり人を応援するスタンスの曲がほんとうに好きだな。

山Pの夢が具体的にどこにあるかわからないけど、ずっと幸せに活動できるように願っている。

問題点4

反省文に書かれた「まっていてほしい」。退所報道に、はぁ?!待ってろって言ったじゃん?!と裏切られた気持ちになったのですが、いやまて、彼は何も裏切っていない。活動内容にさほど変化はない。日本のテレビドラマなどの可能性は低いかもしれないけど、映像作品は見れるよね。コンサートはどうだろう。山Pのコンサートは行きたいんだよな。幸せになるから。ワールドツアーしてくれればいいのか。どんな形であってもきっと帰ってくるから、再び私たちの前に姿を見せてくれるまで待っていようと思う。ずっと、愛が答えだと伝えてもらっているから信じるのだ。I'm with you.

 

脳内セクフェス2020開催!してたので

失恋ブログを書き上げてスッキリしてたらもう今日はセクゾの生配信じゃないですか、慌てる!

 

春のライブが延期になって、熱い思いを持て余したヲタク。新型コロナによる自宅待機期間に時間をも持て余し、何をしたかというと脳内セクフェス開催です。

きっかけはというと、2020 Come on to Tokyoが好きすぎて、この思いをなんとか形にしたいと。形にするといっても、プレリつくって聴いてただけですが。1人遊びです。

その後、オンラインで発売されたパンフを読み、もしかしたらオフィシャルにもこの楽曲に熱い思いが注がれたのかも?と思い。胸が熱い。オリンピックは延期だし、その後シングルのリリース、しかも2曲も!あったり、聡ちゃんが戻ってきたり!…いろんなことがありましたね…。で、件の曲が採用されるかどうかはわからなくなりましたが、せっかくだからここにもセトリを残しておこうかと。

 

松井先生と馬飼野先生のゴールデンコンビ作のこの曲。初めて聴いた時には、またまたーと聞き流していたのですが、シャッフルで時々流れてくるたびに、壮大なイントロとそれに負けない勝利の荘厳な歌声にハッとして、何の曲だっけ?とスマホを取り上げて、あぁと思うのを繰り返す。あまりに引っかかるので本腰入れて聴いてみたら涙が出るほど感動したという個人の感想です。

 

「奇跡はいつも僕らが起こせる」ってフレーズがたまらなく好きです。あ、でも全てのフレーズとメロディが泣きたくなるほど感動的。

どうでもいいけど、上述のフレーズはブログタイトルの候補でもあったのですが、さすがにスケールがデカすぎる。セクゾが歌うには納得しかないけど私は使っちゃだめだ。あとあと、候補として別の曲ですが「素晴らしい旅の途中」。これも超好きで!でもこのフレーズはマリウスが歌ってこそ。結局、山Pの楽曲から引用させていただきました。普遍的だろぉ〜?普遍的なのことをスペシャルにするのが山Pだなと思っています。

 

話が逸れました。セクフェスのセトリ。こういっては何ですが、この曲で外周とか花道通ってバクステとか構成も考えました。暇か。いやまぁ暇だったんです。

 

セクフェス2020!開催!

1. 極東DANCE
2. ROCK THA TOWN
3. マワレミラク
4. Sweety Girl
5. 君がいた夏に…
6. Spark Light
7. 禁断の果実
8. 忘れられない花
9. 天空のロイヤルブルー
10. Snow & Stars
11. 星の雨
12. CRY
〜MC〜
13. Sing along song
14. My Lovin' Season
15. Hey!! Summer Honey
16. Love Confusion
17. Honey Honey
18. Ignition Countdown
19. Why?
20. Mermaid
21. Deja-vu
22. Electric Shock
23. Congratulations
24. Hands up!
25. 麒麟の子
26. Sexy Zone
27. 僕は君のすべてになりたい
〜アンコール〜
28. 2020 Come on to Tokyo
29. Knock! Knock!! Knock!!!
30. Silver Moon

〜ダブルアンコール〜

31. ぎゅっと

 

なんとか入れ込もうと思ったけど、余りに特殊でw結局アンコールに収めたという不甲斐なさよ。泣く。

一曲ずつ語りたいところだけど時間切れ。残念ながら私は土曜日しか見れないのですが、いまからドキドキしております。

 

それはやっぱり恋でした

MUSIC DAYをみて打ちのめされた話。

取り急ぎ、KAT-TUNとシャッフルメドレーと5人のセクゾを確認。5人のRUN最高によかった。そして先日、編集するために一通り目を通した時のこと。最後に爆弾が仕込まれてました。嵐はカイト歌うんだっけ、とそう期待することもなく倍速再生していたら始まった「言葉より大切なもの」。

私事ですが、嵐から始まったジャニヲタなんです。そのきっかけがこの曲でした。リリース当初ではなく、5×10のライブDVDのそれ。

この当時は嵐のバラエティは見るけど・・・くらいで、たまたま発売当初、広島カープが超連敗して、くっそ今年は終わった、あとはどうやって過ごそう・・・と思っていたときにうっかり手を出してしまったDVD。これがすべての始まりでした。ご存じの方のほうが多いでしょうが、この10周年記念ライブのメンバーソロはそれぞれの主演主題歌等、ゆかりのあるシングル曲を歌うというのもでした。そこで二宮さんが歌ったのがこの曲、ドラマStand Up!!の主題歌「言葉より大切なもの」。

ライブの初っ端から心を鷲掴みにされてたのだけどここまで見て、ヤバいもの見た、これはダメなヤツだと、DVDの再生をやめました。でも遅い。楽しそうにギターを弾きながら歌う彼に一瞬で落とされてたから。そんなんもうどうしようもないじゃないですか。事故ですよ。その後の初めてのヲタ活は楽しかった。嵐はどんどん楽しみを提供してくれたし、チケットは当たらないけど、だからこそ貴重なものに思えてそれすらも幸せだった。

明確に私を導いてくれていたはずの嵐からのメッセージが受信できなくなったのが「untitled」、ただ楽しかったライブもなんかよくわからない・・・。私の理解力が落ちてるのかと思っていたのだけど、あとから考えたら、そりゃ彼らが一番重大なことを隠した状態だったわけだから伝わるわけもなかったんだな。少し距離を置いていたので休業宣言には納得いかないながらも腑に落ちた。そんなところにもってきて二宮さんの結婚発表です・・・。

まさか。まさか彼が結婚を、しかもこんな手段をとるとは思わなかったですよ。スキャンダルは多い人でしたが、それはまぁ芸の肥やしと思うくらいのことはできます。でもまさか。クリントイーストウッドの隣で世界に向けて「僕はアイドルですから」って宣言した人が、アイドル在任中に結婚するとは。いや、彼にとって結婚とアイドルは矛盾するものでなかったのかもしれないけど、アイドルだって結婚くらいしますよ、って、言いそうだけど!タイミング!!

でも私にとってのアイドルは、特定の人を作らないんです。あくまで私の中のアイドル像ですが。もうアイドルとして活動するのムリって言うなら、いままでありがとう、好きな人生を幸せに生きてねって送り出したい。アイドルFA制度とか考えてるくらいなのでそこは聞き分けいいのです。だからこそダメージ与えないでほしかった。嵐は活動休止するまで見守りたいのでFCは継続します。ただ好きなアーティストは櫻井翔さん(純粋に大好き)に変更しました。だって二宮さんはもう私にとってのアイドルではないので。

そんなところにもってきての「言葉より大切なもの」。ニノソロから始まったけどもちろん5人で歌い踊るのも最高に好き。相変わらず大野さんの歌いだしは最高に心を掴んでくるし、すごくしっかりフォーメーションで軽やかに踊るしターンいっぱいあって嬉しい、衣装もすごくイイ。翔ちゃんの衣装の内側の白のドレープがターンのたびに翻って最高に素敵。翔ちゃぁぁん、カッコいいよおおお!ライブや円盤やそのほかのメディアでさんざん見てきたから忘れてたけど、テレビの歌番組でこの曲を見るのは初めてかも!しかも生放送。そりゃ新鮮。

そしてその時はやってきた。アウトロ、二宮さんがセンター最奥、カメラが寄ってそれを見つめて踊る彼。巻き戻してしまった私の負け。巻き戻しちゃったから意識して視界に入れないように頑張ってたのまで気づいちゃうじゃん。諦めたからもういいや、何度でも見よう、だって最高にカッコいいじゃないですか。そんで割とガチで泣いてました。それで、あぁ私、失恋したんだなぁ、って気付いたのです。割とジャニヲタを始めた早々から掛け持ちでやっております。愛は増えるので軽率に推しを増やします。不誠実のように思われるでしょうが、母親が息子を同様に愛するようなもんよとか言って推し達を長男、次男とか呼んでる時期がありました。愛する息子の一人だと思っていたけど、失って初めて恋だと気付くとは。

思い当たるフシはあります。以前は理由もわからず苦手に思っていた大西大吾くんや松倉海斗くんや高橋優斗くんが全然好きになりました。同担拒否だったんだな。(笑)亀梨君を大好きな宮館君や橋本涼くんとかむしろ好き。もちろん数多の山P崇拝者も。よっお目が高い!だって好きにならずにいられないよね~くらい仲間意識を持っているのに。

二宮さんがA子さんのことを選んだのもなんとなく納得はできている。休止前のタイミングで結婚を発表したのかが未だに謎。一番理解できそうな理由と思っていた妊娠の線もなさそうだし、さらに謎。嵐でいるうちに、アイドル絶頂でも結婚はできるんだよという道を後輩に示したのか。だとしたらその道しるべはちょっと嫌だな…

舞台「ゲルニカ」、血が彩った名画、やがて

アフターコロナの初現場はパルコ劇場のオープニングアクト、「ゲルニカ」でした。

優馬の舞台は一度は足を運びたいと思っているし、3月にチケット取っていた日の偽義経が僅かのタイミングで中止になってしまったこともあり現場の再開にちょうどよくない?

 

なんて思ってた私の横っ面張り倒してやりたい。久しぶりの現場ということを差し引いても衝撃がすごかった。とんでもなかった。演技も脚本も演出も装置もすべて。

 

家に帰ってもテレビや録画に集中できず、寝てしまおうとしても眠れず。考えようとせずとも心から離れない。

1人観劇だったのですが、他の方はどんな思いでいるのかと検索かけてみると同様に言葉にできないという感想がちらほら。それに少しホッとしてやがて眠りについたのでした。

 

少し落ち着いたので、自分の頭を整理するためにも文章にしてみます。

以下はネタバレだらけの感想。

 

ゲルニカ

 

これは血の物語だと思った。女優さんが、特にゲルニカに生きる3人の女のシーンは壮絶だった。

 

キムラ緑子さん演じる黒衣のマリア。聖母の名前を持ちながら子供を産まない彼女が護ろうとするのは血統か。領主の家を守るため血のつながらない娘を育てるのは娘への愛ではなく家のため。

 

石村みかさん演じる女中のルイサ。ジプシーの血のために、自分の娘に母と名乗ることもできず女中として愛情こめて娘であるサラの世話をする。サラがマリアの意に沿わないことをすれば、自分の責任として血が流れるほどマリアに鞭打たれる。

そしてサラの結婚式の日に屋敷を追い出されて難民に襲われ命を落とす。

 

そして上白石萌歌さん演じる娘、サラ。自分に半分流れるジプシーの血。実の母親が優しかったルイサだと知り、それゆえマリアに愛されなかったことを知る。

家を継いでゆくべく育てたサラに決別を告げられて、それでもまだゲルニカの土地を愛していたマリアのタガが外れ、それがゲルニカ空爆の引き金となる。

 

半分ユダヤの血が流れている中山優馬演じるイグナシオ。かれも血に翻弄される。その血ゆえに大学をやめて軍に入隊。サラと出会って結ばれるものの、彼女の妊娠を知ってもその血のために喜ぶことができず空爆の前日に「逃げろ」としか言えない。

 

妊娠7ヶ月で子供を産んだサラ。血塗れの子供を抱き、緑のワンピースが赤く染まる。

妊娠がわかって以降、サラの衣装が緑のワンピースになるのだけど、それ以前のサラを含めたキャストの衣装が茶色〜黒なので、その緑が目に鮮やかに飛び込んできて印象に残るのだ。命を宿した彼女と聖なる樫の木のリンクなのかしら?命のときめきを鮮やかな色で表現した?とか思っていたのだが、出産の血に染まるそれを見て、もしかしたら血の色を際立たせるために反対色の緑を持ってきたのか?と思い直した。なるほど、これは血の物語なんだ、とそこで思いました。

そして、文字通り赤に包まれるクライマックスを見て、あぁここも赤だ…炎と血だ、と思った。白黒で描かれたピカソゲルニカに血で彩色したということ?

ピカソゲルニカが白黒なのは、「色彩=感情」ととらえて、感情を排除して事実を報道する意図があった?感情を鑑賞するものに委ねて?

 

とまで考えたのだけど、書いているうちにふいに、あ……違う。と気づいた。

 

きっかけはやはりサラの緑のワンピース。緑は赤が染みると黒になるんだ。

マリアは喪服を脱がない。

時折現れるルイサの亡霊は袖を通されることのなかったサラの純白のウエディングドレスを抱えている。白と対比することで、乱暴で汚されたその身の黒さが強くなる。

空爆で燃えた街や森も黒い焼け野原になる。最終的に絵画のゲルニカと同じく、やがて黒になるのだ。

 

一度、生きた人間の象徴としての血で彩ったあとに、すべての生や感情のなくなったモノクロに回帰するという、ゲルニカが白黒で書かれていることの解釈なのかもしれない。感情を消し去ったその画面はより報道色が強くなり、見るものの感情を喚起する。あなたの感情で彩色しなさい、と。

 

見れてよかった。もう一度見たいと思うけど、あまりにヘビーでちょっとチケット探すのに二の足を踏む。一度でも見れてよかった。どんどん忘れてしまうから少しでも記憶に残るように頑張って書きました。ようやく先に進める気がする。

とりあえずMUSIC DAYを心置きなく堪能しよう。5人のセクゾ復活という時代の分岐点も頭に刻まねば。