愛が答えだ

増やしていこうぜ推しと愛

とにかくハイハイのOne Kissが好きだという話

2020年の夏は2019年を振り返っていたという思い出になるのかロストサマー。

 

振替公演が続々決まっていき、延期になっていたCDやDVDの発売も再開された。

そんな中届いた「裸の少年」。私はA版を購入しました。なぜかっていうと去年の夏まつりのHiHi Jets&7MENの公演が素晴らしかったから。

担当でもないのにちゃっかりEX入ってきました。本当に好きな人に譲ってという声もあるのでしょうがご容赦ください、褒めますから。でも世界一Hiレベルな女(って言うの?)はきっとそんなちっちゃいこと言わない。

まずはそこから。それほど回数行っているわけではないからタマタマなのかもしれないけど、ここの現場が居心地よかったです。年齢層がそれほどバラけておらずJKJDを中心とした女性層かな。ヲタ同士のバイバチ感も感じられず、自分勝手な振る舞いも見なかったし、声出るし。これを彼らが誘導(調教)しているならそれもすごいこと。ほかの公演が対極だったから余計にそう感じた。どことは言わないけど(ひとつしかないけど)。後ろのほうに陣取ったせいか(件の某公演は前のほうで見た)紛れ込んだBBAたちもとてもここちよく過ごさせてもらいました。こういう環境ってライブの印象を左右するよね。現場で嫌な思いをするとグループの印象もちょっと悪くなる。タレントの足引っ張るなや。

 

さて、肝心のステージ。舞台の最奥、最上段から登場。オープニングは言わずと知れた神曲HiHi Jets。テンション急騰ティファールもびっくり。ステージ手前に手すり付きの壁がセットされたと思ったら「いくぞー!」の掛け声とともに滑り降りて滑り上った。壁かと思っていたのはバンク。あんな狭い空間で。手すりがなかったらあれ客席まで飛ぶ。よろこんで受け止めるけど。

タレントが近づいてくる演出って沸くじゃないですか。しかもスピード感が半端ない。しかもしかも危険というドキドキスパイスを効かせて。ローラーの強みを存分に活かしたセットと演出。しょっぱなから超ハートをつかまれた。天才かな。

 

ここのチームは選曲がいつも好み!という印象で会場を後にする。でも改めてセトリを見ると、「好きな曲ばかり」というわけではないのに驚く。総合的な選曲の妙ということなのかと気づいてさらに驚く。とはいえ基本ここのオリ曲はみんな好き。

絶対にやると思って楽しみにしていた「One Kiss」。すごくすごく好きな曲で、キスマイのコンサートでどんな振付になるかと楽しみに参戦したら・・・空中浮遊的な舞台装置の披露曲にされていて、ガッカリだよ・・・。そしたらその後、HiHiが少クラで踊ってくれたから!しかも素敵な振り付けで!私のモヤモヤが成仏できました。感謝しかない。最高に可愛いしオシャレだし大好き。何度再生したかしれない。Garry振付なの?控えめに言って天才だよね。2019年の再生回数ナンバーワンです、多分。

ガッツリ踊るわけではなかったけれどEXでの演出も最高だった。パステルカラーのジャケットからシフォンの裾が翻る衣装。円盤見て嵐のおさがりだと判明。ジュニアの公演はホント選曲も衣装もデビュー組担の楽しみである。ニノ担のゆうぴもさぞや嬉しかったことでしょう。

濃紺の背景に淡いブルーやグリーンの照明が深海に届く光の泡のよう。夜の海という設定も曲に忠実に、翻るパステルカラーの衣装は深海を優雅に泳ぐ美しい魚だね。HiHiの声もこの曲に合ってると思う。瑞稀の美しいハイトーンボイスは声を失う前の人魚姫かと。作間くんの声はシャープで水の透明感を感じさせ、橋本君の声は甘く遠く深海に響く。声にはあまりこだわりないけど橋本君の声にはホントときめくのよ。猪狩君の声はストーリーテラーね。ドラマを盛り上げるように観客にクリアに届いて惹きつける。ゆうぴのリアルな声は主人公の男性。曲の終盤、みんなが裾をなびかせてローラーで駆ける中、ひとりセンターに立って歌う様子は美しい人魚に翻弄される主人公に他ならない。あのポジションできるのはやはり選ばれたセンターなんだなぁとつくづく思った。

泣きそうなほど感動した。DVDみて何度でも感動してる。ずっとこれ歌い続けてくれないかなぁ。でもこの年代でやるからこその切なさなのかもしれない。いま出会えてよかった。

 

ヒラヒラの衣装を効果的に操る作間くん。いろいろな現場に入ってきましたが、ペンライトを紫にして参戦したのはこれが初めて(ソロ曲での色チェンジ除く)。推し不在でも推したいHiHi Jetsだったのだけど、やはり推しメンがいると楽しさが増す。この辺はまた違う話に派生するのですが。

衣装を意識的に翻す人が好きです。例えば千賀さんとか森本慎太郎くんとか。腰を跳ね上げて衣装を大げさに翻して。目を引くことを意識した動きに萌える。基本がしっかりしているから生まれる余裕なのかしらと思うと余計に惚れ惚れするんだよ。

2019音楽の日

2019年の夏はとてもディープだった気がする。いろいろなことを忘れてしまう私だけれど、それはそれで毎年「あー今年の夏はエモーショナル」とかのんきに新鮮に楽しめているので。

2020年の現在、何も上書きがされないので覚えていられるのかもしれない。だから覚えているうちに残しておこう。

まずは我らのグレートファーザー、ジャニーさんがお亡くなりになったことから。時代が動くのを感じた夏。

様々な番組で追悼が行われた。中でも「音楽の日」がいろいろエモーショナルだった。

Snow Man率いる「ひらりと桜」がすごくよかった。彼らの増員から始まった2019年。それについても大事件なのだけど、傍観するのみの私でしたのでひとまず置いておいて。何万枚もの桜の花びらがジャニーさんを追うように舞っていた。ラッキーにも一度だけ観劇できた滝沢歌舞伎、その時にもひどく感動したのだけど、この番組では涙が出たなぁ。

そもそもジャニーさんの追悼の時間を設けてくれた、しかも相当な時間を割いてくれたTBSにありがとうだし、それを仕切った中居くんは流石だった。

 

そして何より唸ってしまった「シンデレラガール」。このせいでずっとキンプリについて考えていた。とにかくもう平野に尽きる。天然とか計算とか超越したところにいると思い知った。錚々たる先輩が居並ぶ中で、最高のアドリブを繰り出してきた。その素直な強さに脱帽。

彼を最初に見たときはそりゃあ歌えるし踊れるしかっこいいし、好きになりました。でもその後のあまりの天然ぶりにビジネス臭を感じ嫌いの方向に180度転換するも、とんでもない素材には納得するしかなく、現在はさらに180度回って好きに戻ってきた。好きというより好き嫌いを超えたところにいるというか、得体が知れないというか。ジャニヲタとして行く末を見守らなければならない。未来を託さなければならないというか。

高橋君のスケールが大きくて測りかねている。選曲とか見ているとちょっと私とは趣味が合わないようで目で追う順位が低いためあまり見れていない。でもその才能を嫌えるわけもなく踊る彼を見るとやはりクールだなぁと思うのだ。スキルが高いゆえにアイドルでなくて職人になってしまわないかが気がかり。パフォーマンスで満足させればいいんでしょ?みたいにならないでほしい。ならなさそうだ。

Jr.の中なら岸君一択でしょ、くらい言ってた時期がありました。みんな大好き岸の優太。だんだん違和感を得て180度ズレたところからこちらは戻ってこない。理由は何となくわかっているのでしょうがないと諦めている。大雑把に言うとなんかちょっと怖い。

神宮寺の勇太さん。キンプリデビューして、さぁ担当決めなきゃと思った時のこと。キングでは廉推し、プリンスではいわち推しだったけど、トータルで考えたら神宮寺推したい・・・と思わせた流石の国民的彼氏。最初は苦手だったのだけど関西弁でいうところのイキっている感じ。でもそれがジワジワとキャラ修正されて今に落ち着いてからは好き好き。普通に大好き。

 

そしてここで一度、音楽の日の話に戻る。平野の歌詞アレンジ。ジャニーさんへのメッセージに一泊おいて気付いた神宮寺の笑顔ったらもう!いい子、この子いい子!って、その時の笑顔を見ると本当に幸せな気持ちになるので何度もリピった。そして友達に知らせて再生させてみんなも幸せにした。そのとき、私、幸せの伝道師だった。

おりしも週末にはキンプリのコンサート。神宮寺のうちわで参戦するかも!ってくらい沸いたなぁ。

でもわかっている。そんなことを言いながらも現場言ったら廉をガン見してる自分がいることに。

踊っているときの姿が好き。ダンスが好きというより動き、骨格が好きなのだ。そして何より顔が好き。そう、自信をもって断言するけど見た目が好き。

脱線して週末のコンサートについても少しだけ触れる。7月21日の昼公演のMCにて。好きになるきっかけの話をしたのです。ちなみに神宮寺くんはファンレターに「足相撲が強いところが好き」って書かれていたそうです。うん、いろんなきっかけがあるからいろいろなことチャレンジしよう!足腰強いのいいよね!って書きたいのはそんなことではなく。ちなみに平野のファンレターには「エロいです!」ってのが相当書かれているそうで、30~40代くらいの方かなーと思って読んでいると10代の子からだったりって。いやそれ偏見!でも30~40代大事な年代よ、掴んでいこう、さすがだな平野!って本題はそこでもなく!

その流れで「顔から入った人~?」って会場に向かって問いかけたんですよ。はーい、ってレスがまばらだったのかな?永瀬くんが「嘘だ!おまえら顔だろ!?」って非難口調で言ったんですね。え、顔ファンって嬉しくない?顔が好きって言われたくて聞いたのかと思った。顔ファンて強いよ?何やっても顔が好きいつみても顔が好き!最高。

本当の俺を見てほしいねんっていうイケメンのみに許された贅沢な悩み。本当の俺・・・見えんがな。でもそんなことを言う永瀬くんを私は一押しです。ちなみにその後、岸くんが「顔から入ってこう(のれんをかき分けるジェスチャー)知ってもらう」って感じでフォローしてました。それだよね、さすがです岸くん。

ある程度、内面は顔に現れると思いますけどね。

ここで再び音楽の日に戻ります。先ほど書いたシモテでの神宮寺くんの「陽」の出来事に対しカミテで「陰」の出来事が起きていました。

平野のアレンジの後、一拍おいてみるみる廉くんの表情が喪われていったように見えて、わ、闇落ち?と思った。

愕然としただろう。関西で一緒に頑張って、共に東京に出てきてグループ組んでずっと一緒にやってきて、一人推される平野に反発する気持ちを乗り越えてデビューして、新たにスタートしてさぁやるぞって時に、この状況下、大一番でかなわないとこ見せつけられた。絶望感の中でなんとか自分にできることはないかとフル回転で探したのではないでしょうか。表情なんかおろそかになるほど。でもあっという間にシンデレラガールは終わる。時間切れ。残酷だね。見ているほうは悲鳴上げて悶えたけど。

Naughty Girlではもう平常心でいつものカッコいいパフォーマンスに戻っていました。ほんといろいろお疲れさまでした。